Seasonal Maintenance Guide
- 3月・冬枯れしたススキ・フウチソウを地際(地上2〜3cm)で刈り込み、新芽の萌出を促す
- 3月上旬・スギゴケに薄い目土(赤玉土細粒)をかけて冬の霜柱ダメージを修復する
- 4月・砂利面を竹熊手で均し、冬の落ち葉・土砂が混入した箇所を精密に復元する
- 4月・水景設備(ポンプ・フィルター)を分解清掃し、配管の凍結ダメージを点検する
- 4月〜5月・コンクリート打ち放し面・御影石面に発生した苔・カビを中性洗剤で除去し、防汚コーティングを再塗布
- 5月末・梅雨前にコルテン鋼面の流錆による周囲石材への汚れを確認し、保護剤を塗布する
- 梅雨(6月〜7月):スギゴケの最盛期。2週間に一度コンクリート面の余分な苔を手除去し、計画外の繁殖を管理する
- 6月〜7月:排水路の目詰まりを週1回確認。砂利エリアの排水不良は黒い水たまりで見分けられる
- 7月・黒竹の新稈を間引き(全体の1/3)して密度と風荷重を適切に管理する
- 8月下旬・台風シーズン前にスリムな垂直構造物(黒竹スクリーン・ボラード)の根元を目視点検して増し締めする
- 台風接近48時間前:リフレクティングプールのポンプを取り外し、コルテン鋼製の可動部品を固定する
- 台風通過後:砂利面の復元(熊手で紋様を引き直す)と苔面の土砂を清水で洗い流す
- 9月・台風シーズン後半(〜10月15日)は引き続き飛来物除去と構造物の緩み確認を継続する
- 10月・ススキ・フウチソウの穂を冬の景観素材として「あえて残す」か「切り取る」かを庭の構成で判断する
- 10月〜11月・イロハモミジの紅葉期間中は落ち葉を水盤・砂利面から毎朝除去(水質悪化・紋様破損防止)
- 11月・水景の冬期対策:循環ポンプを取り外し、配管を空にして凍結を防ぐ(東京は12月、北海道は11月上旬)
- 11月・タマリュウ・ヤブランの枯れ葉を除去し、縁取り線の精度(幾何学ライン)を回復させる
- 11月末・冬囲い・雪吊りの設置(北海道・東北のイロハモミジ、黒竹スクリーンの積雪対策)
- 12月・御影石薄板ペイバーの凍上を確認し、浮き上がった石を調整する(北海道は凍結指数が高く要注意)
- 12月〜1月・ミニマリスト庭園の「冬のクライマックス」である落葉樹の骨格・雪の積もったコンクリート面を積極的に鑑賞する
- 1月・来春の改修計画を立案:植物の配置変更・新しいスクリーン素材・水景の更新など
- 1月〜2月・黒竹スクリーンの積雪荷重を定期的に確認し、竹の割れや垂れを発見したら即座に雪を払う
- 2月・コルテン鋼面の錆の進行状態を年次記録として写真撮影し、過剰な流錆があれば浸透性防錆剤を塗布
- 2月末・春の刈り込み・目土作業に向けて苔・砂利・赤玉土の補充材を準備する












