Seasonal Maintenance Guide
- 3月上旬・雪解け後(地温5℃以上)にカタクリの芽出し確認と落ち葉除去(光合成確保のため)
- 3月中旬・フクジュソウ・カタクリの開花期間中は踏み込みを厳禁にし、球根への衝撃を避ける
- 4月・コナラ・ヤマザクラなど高木の萌芽を確認し、里山管理計画に沿った「間引き伐採」を実施
- 4月下旬〜5月・宿根草の株分け・植え替え適期(キレンゲショウマ・ヤブラン・フウチソウ)
- 5月・セイタカアワダチソウ・コセンダングサ等の侵略的外来種を開花前に根から除去(種まき防止)
- 5月末・梅雨前にカタクリ球根エリアに軽い目土(腐葉土+赤玉土)をかけて球根の夏の乾燥を防ぐ
- 6月〜7月(梅雨):スギゴケ・ハイゴケの最盛期。管理不要だが、コケ以外の雑草を週1回除去する
- 7月・ヤマユリのアブラムシ防除(ウイルス感染を媒介するため):天然系薬剤(ニーム油)を使用
- 7月下旬〜8月・キレンゲショウマの開花確認と花後の種採取(タネは翌春の播種に利用)
- 8月下旬・台風シーズン前に茎が長く倒伏しやすいヤマユリ・リンドウを竹支柱で固定する
- 台風前後(8月〜10月):太平洋岸では強風による塩害(塩分を含んだ飛沫)でコナラの葉が焼けるため、翌朝に散水で塩を洗い落とす
- 8月・猛暑日(35℃超)が続いた場合、キレンゲショウマ・カタクリ球根エリアを遮光ネット(30%遮光)で保護
- 9月・フジバカマの開花時期にアサギマダラ(渡り蝶)の飛来を記録する(里山ガーデンの生態観察)
- 9月〜10月・リンドウ・ホトトギスの最盛期に合わせて前景の枯れ草を整理し花を際立たせる
- 10月・コナラ・ヤマザクラの紅葉時期に落ち葉を「落葉だまり」に集め在来昆虫の越冬場所を作る
- 10月中旬・在来樹木の実(ヤマボウシ・ガマズミ・ウメモドキ)を野鳥の食餌源として一部残す
- 11月・フジバカマ・キキョウの枯れた茎を一部残し、種が野鳥の食料となるようにする
- 11月末・北海道・東北では耐寒性の低い山野草に腐葉土マルチ(5cm厚)をかけて越冬保護する
- 12月・ツバキ・ナンテン・マツの常緑植物と枯れた草穂による侘び寂びの冬景色を積極的に楽しむ
- 12月〜1月・野鳥の水場(手水鉢)の氷を毎朝割り、野鳥が飲水・水浴びできる状態を維持する
- 1月・落葉樹の樹形を確認し、病気・枯れ枝・交差枝の透かし剪定計画を立てる(2月中旬〜3月が作業適期)
- 1月〜2月・日本植物分類学会のウェブサイトや地元の植物園の春の即売会情報をチェックし、固有種苗を確保する
- 2月・コナラの萌芽更新計画:15年以上経過した株は2月〜3月に根元から30cm高で伐採し、萌芽を促す
- 2月末・春のスプリングエフェメラル(カタクリ・フクジュソウ)の発芽前に落ち葉を薄く均して光を通す













